

サキダ=ラム
【本名】咲田ラム
【性別】女性
【種族】タコ
【職業】会社員
【あだ名】ゲラメガ (由来:ゲラのメガネ)
【イメージCV】彳〒成とあさん
【誕生日】不明(記憶を失っている)
【身長】168cm
【年齢】成人済(記憶を失っている)
【インクカラー】パステルパープル
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【一人称】ワタシ
【二人称】貴様→お前→名前呼び(好感度順)
【個人】シオン:姉上 / ルゼ:ルゼ


【ギア】
アタマ:マルベッコー
フク:イカライダーBLACK
クツ:イカスミチップ
ブキ:オクタシューター(タコゾネス時代)→傘やシューターなどを経由(シティ時代)→ヴァリアブルローラー系統(現在)
ハイカラ地方出身のタコガール。
その見た目やクールな振る舞い方により理知的な印象を抱かれやすいが、実は笑いの壺が極度に浅い笑い上戸。
諧謔的な表現を好んでおり、人との会話中に冗句を考えては一人でくすくすと笑っている姿がよく目撃されている。
本人は不本意に思っているが、彼女を知る人達から「ゲラのメガネ」で「ゲラメガ」と呼ばれている。
それ故に、名前で呼ばれるととても喜ぶ。
過去の事が影響して、記憶力も悪いし、体力もない。ストレスを感じるとインクを吐き戻してしまう癖がある。
常に棘がある言い方をするが、言葉の裏に本音を隠していることもある 所謂ツンデレ女騎士系女子。
姉がひとりいるが仲は良くない。
好きなもの:美味しいもの、音楽(最近はC-sideがお気に入り)、面白いこと(特に言葉遊び)。
笑顔の裏に隠した、本当の気持ち。
実は自己肯定感が低く 試合は常にプレッシャーを感じている
……が、褒められればお礼は言うし 否定をするような真似はしない。考え事を始めると止まらなくなるタイプ。
時折過去のことを思い出そうとしては苦しんでいたり、悪夢を見て苦しんでいる。
昔から向上心は高いので、毎日コソコソ練習と反省会を繰り返しては自己肯定感を失うという負のループに陥っている。
エピソード
・視力が弱い。常にメガネの系のギアを装備しており、メガネがないと何も見えない。
イカは100m先も見えると聞いているので、内心羨ましく思っている。普通のリッターでは全然相手の姿が見えないので必ずスコープ付きを選んでいる。……が下手なので当たらない。
・現在は流暢だが元々イカ語は片言だった。恩人であるルゼの指導のもと、インクを吐く様な思いで習得したらしい。
・普段は状況に応じた戦い方をするが とても負けず嫌いな為、愛ブキ(ヴァリアブル)を握る者が相手チームにいると「アレはワタシの獲物だから、手を出すな」とだけ言い残し、対象を執拗に狙うプレイを行う。
タコゾネスらしい好戦的な一面が表面化するのは、恥ずかしいことだと本人は感じている。
・強いストレスを感じた際や心を許した相手には本来の口調や人格が現れることがある。
・「くっ…殺せ!」はいつも本気で口に出しているが、大体ギャグシーンで多用される。
・調子が良いときは高笑いをしながら二桁台のキルを稼ぐ。次の日は大体エネルギー切れで寝込んでいる。
・ガールには何処となく優しく接するクセがある。
【セリフ集】
「くっ。策士策に溺れる…か」
「おのれ!ワタシは負けない!ワタシは屈しない!貴様を倒し、ワタシは勝者となる!」
「哀れな。愚鈍なあまり己の種族の言語すら理解できないか」
「すまない。食べて良いのかと思って、食べてしまった。美味しそうだったから、つい」
●家族について
「ワタシの家族のハナシが聞きたい、だと?ふっ。貴様はなかなかに性根が悪い。カンペキを求める自他ともに厳しい姉と、出来損ないの妹──これ以上に何を語ることがある?」
●友人について
「ワタシの友人は少ないが、皆個性的で良い奴ばかりだ。特にルゼはワタシの恩人にあたる。彼がいなければ、ワタシはイカの世界で生きていくことは難しかっただろう」
語尾例:~だ、~だな、~だぞ、~だろうか、~と言ったところか。言い切りの形が多い。女騎士っぽい話し方をする。小難しい言葉をよく乱用しがち。
謝るとき:すまない、すまなかった、申し訳ない‥など。※「ごめんなさい」はあまり使わない。
相槌:そうなのだな、わかった、なるほどな‥など。
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【名前の元ネタ】ムラサキダコ、紫色
人物関係

姉。昔からキツく当たられていたので、
恐れている。本当に存在しているのかは本人にも分かっていない。

命の恩人。イカ語を教えてくれたのも彼。
友人でよく一緒に行動している。

真面目な性格故に、
彼女のことは良く思っていない。

ミカ
嫌い。近づかないでほしいと思っている。

3号
仇敵のイカガール。
ラムの心にトラウマを植え付けた。

ローレル
後輩。昔の自分を知る知人のようだが、
全く思い出せない。

スーツァオ
交際中の年下の恋人。
結婚を約束している。
過去


元オクタリアンの脱走兵。通称「R4M」。
【職業】オクタリアン軍 第██部隊
【生まれ年】軟体世紀1996-2000年ごろ
在りし日のラム。第██期タコゾネス。タコゾネス養成学校の卒業生。
ブキは、オクタシューター。
タコゾネスでありながらも視力が弱く体力がないことも影響して 戦闘力が低く階級も低め。毎日姉の厳しい指導の元、擬態を力を手に入れ幼い頃から戦闘訓練を行っていた。内向的な性格で、泣くことが多かったが インクが滲むような努力を続けて戦闘部隊に配属された まさに努力の鬼。
弱い視力はいつもタコゾネススコープに搭載されている機能で、補っていた。
以前は他のタコゾネスと同じ様な髪色と髪型をしていたが、脱走後に別人として生きるためにイメチェンした。己の種族を「イカ」と偽ることも。
*
軟体世紀20XX年──とある日に、オクタリアン軍・████部隊は████████にて奇襲作戦を決行し惨敗。一度の勝負ですべてを奪われる──戦闘と責任がトラウマになったラムは、その場から逃げ出し 弱い自分を知らぬ世界である<<地上>>を目指した。
それから数日後。彼女の目に飛び込んできたのは、地下世界とは違う本物の太陽の温かい光。希望とイカのグルーヴに満ち溢れた世界に、心を打たれる。
「己が見てきた世界とは大違いだ。なんと鮮やかな世界なのだろう。」
その後 迷い込んだハイカラシティにて、偶然画材を買いに来ていたルゼに声を掛けられ 彼の家へ居候することになったのであった。
ラムは戦闘に惨敗した日の出来事をずっと引きずり続けており、夢に見るほどトラウマになっている(所謂PTSD状態)。悪夢が決まって同じ内容なのも、ストレスを感じるとインクを吐き戻してしまう癖も、大切なシーンで極度に緊張をしてしまうのも、勝敗に拘ってしまう理由も此処から来ている。
「過去がずっと追いかけてくる。逃げても、逃げても、ワタシの足を掴み、『お前だけ幸せになるな』とワタシの声で囁いてくる。振り払っても、振り払っても、振り払っても──必ずワタシのことを捕まえにくる。」
「心の中で嵐が振り続ける状態の日が、たまにある。その日一日中、ワタシの隣や後ろで…いや、本当は存在していないのかもしれないが、過去のワタシや姉が『お前は弱い』と責め立てる。その度にワタシは、違う、違う、違う…と否定をする。だのに、奴らは、そうであるという確固たる信念を持って…ワタシを否定し続けるのだ。」
「ああ、そうか。ワタシには(聞き取り不能)などいない。いるのは己を許せぬ過去の自分だ。過去が呪いとなって──逃げても、逃げても、追いかけてくる。そうして形を成してワタシを責め立てていた。(聞き取り不能)という幻覚をワタシに見せてまで。ワタシは死ぬまで後悔し、最期にはワタシ自身に殺されてしまうのだろう。我が種族と軍を裏切り、イカの世界で人生を謳歌しているワタシには誂え向けな死に方だ。──オクタリアンに、栄光あれ。」
語尾例:~ね。~かな。
女性的な話し方をする。
謝るとき:ごめんなさい。
相槌:そうなんだ、わかった‥など。
イメソン
ラムとスーツァオ
ナワバリバトルの流行がバンカラ地方に移行してから、数ヶ月。
ラムはひとりのタコボーイと出会う。ラムと同じく地下出身だと言う彼の名前は、スーツァオ。
地下の実験施設で生まれ、現在は 各地の路地裏を転々とした生活を送っていると言う。
カタコトのイカ語で一生懸命話す彼の愛嬌たっぷりな彼の振る舞いに、先に地上に出たタコとして
年上のセンパイとして面倒を見るようになる。
ふたりでナワバリやフェスなどを通して過ごしていくうちに、ラムは次第に彼に惹かれていく。
ある日ラムは、スーツァオの言動が気になり遂に禁断の質問を投げかける。
「お前の最近の言動は、ワタシへの恋慕なのか?」
一年ほど前より、片思いをしていたと告げられたラムは
嬉しい気持ちと共に、
「ワタシでよければ、お前のパートナーとして傍にいさせてほしい」
スーツァオに想いを伝え、晴れて付き合うことになったふたり。
彼女にとって生きていて一番良い思い出になったそうだ。
付き合ってから数日。彼に年齢を聞くと、詳しくは覚えていないが17歳くらいだという。
未成年と付き合ってしまった事を後悔しつつも、スーツァオのことが好きだという気持ちには
嘘がつけないラム。「手を出したくても、流石に未成年には…」と葛藤を続けた末に、
スーツァオの言葉をキッカケに、はじめて二人で夜を迎えるのだった。
ラムを描く際の注意点
1)元々エリート(地頭が良い)なので、アホではありません。極度にアホになる創作は不可です。
2)表情豊かなので 顔芸はさせても良いですが、カートゥーン系の誇張表現や崩れレベルまでがラインです。(基本はクール系の表情をしています)
3)姉のシオンと一緒に描かないでください。
4)過去ラムのメガネは、ぐるぐる丸メガネです。
5)二人称は信頼度によって変更しています。ガールだけは最初から「お前」からスタートですが、不遜な態度を取り続けるルキに対しては「貴様」を使います。
余談
1)元ネタが「ムラサキダコ」のため、名前も「サキダ ラムコ」になる予定だった。
2)地上にやってきたのは、軟体世紀2015年9月23日。

ラムの成長記録。他のタコゾネスと同じように、幼少期は バイタコルーパーだったが
姉による厳しい特訓によって、ヒト形態への擬態を手に入れることができた。